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75番善通寺とその周辺


善通寺市善通寺町・仙遊町・南町・文京町・生野町の区域

【善通寺市善通寺町】

●総本山善通寺  MAP
 四国霊場七十五番札所。正式には屏風浦五岳山善通寺誕生院といい、空海生誕の地といわれています。唐から帰朝した空海が自ら学んだ長安の青竜寺を模して弘安4年(813年)に建立し、父佐伯直田公善通(さえきあたいのたきみよしみち)の名を冠したといわれています。和歌山の高野山、京都の東寺とともに、大師三大霊場の一つです。境内は約10万平方メートルという広大なもので東院(伽藍)と西院(誕生院)の二つに分かれています。
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○東院(伽藍)  旧境内と考えられており、金堂、五重塔、南大門、大楠、常行堂(釈迦堂)、佐伯祖廟、五社明神、三帝御廟、法然上人逆修堂、赤門などがあります。
 ・金堂  南大門正面に位置し、江戸時代の貞享2年(1685)に再建されたものですが、基壇の石積みには創建当初の礎石が用いられています。堂内には本尊の薬師如来像が安置されています。
 ・大楠  幹が10mを越す老木で空海誕生時にはすでに繁茂していたと伝えられます。
 ・法然上人逆修堂(ぎゃくしゅとう)  五重塔の東南に尊氏利生塔と並んでその西側に安置されている高さ145センチの五輪の石塔です。鎌倉時代の初期の建永2年(1207)、讃岐に流された法然上人が善通寺に詣でた際、参詣者の後世の往生を祈って建立したと伝えられます。逆修供養は生前に自ら後世の菩提を祈るために営む法要で、法然上人は深く善通寺を崇敬せられ「一度この地に詣でなんともがらは一佛浄土の友たるべし」と申されて、善通寺に参詣した折、生前に自らの菩提を祈らんがため、また、多くの人の法縁を結ばんがため、逆修供養の宝塔を建立されたと伝えられています。
(関連記事)“讃岐に逗留した法然上人
○西院(誕生院)  御影堂、産湯井、御影池、宝物館、護摩堂、聖霊殿、親鸞堂、聖天堂、仁王門、勅使門、済世橋、遍照閣などがあります。
 ・御影堂  山を背にした来迎図のような構図で描かれた大使自筆の自画像「瞬目大師(めひきたいし)」が安置されています。この自画像には次の話が残っています。
弘法大師が唐へ留学するときに、母君のために自画像を描いて残そうと池に姿を写しましたが、夕暮れ時で見えませんでした。ところが裏山から光が差してきたので、その光に照らされて描くことができました。振り返ると、香色山の上に釈迦如来が姿を現していました。それで大師は、自画像の肩に釈迦如来の姿を書き加えたそうです。
 ・ほやけ地蔵堂  この地蔵には口から左頬にかけて灰色の大きなあざがあります。これは昔、頬に大きなあざのある娘が毎日ここに祈願したところ、娘のあざはきれいにとれて、そのかわりに地蔵尊の顔にあざができたという伝説があります。以来、あざや病気の平癒を願う人々の参拝でにぎわう場所となりました。
 ・御影(おもかげ)池  御影堂の正面にある小さな池。弘法大師が唐に留学するため京より帰宅した時、母の玉依御前が非常に名残り惜しんだので、この池の面に姿を写して自画像を描いて母君に贈ったといいます。また、この池を覆っていた松はすでに枯れてしまいましたが、池の前に枯木として保存し、「御影の松」と呼ばれています。ここでは参詣者が経木に水をかけて先祖の菩提を弔っています。
 ・宝物館  弘法大師が書を、母の玉依御前が仏像を描いたという「一字一仏法華経序品(じょぼん)」、留学中に恵果和尚から真言宗第八祖の証として授けられた「三国伝来金銅錫杖」の国宝のほか、「木造吉祥天立像」、「木造地蔵菩薩立蔵」など国の重要文化財などが収蔵されています。

●玉泉院  MAP
 現在、善通寺の南大門から西に行き南に少し入ったところにある玉泉院の場所に西行は滞在したと伝えられています。同院は別名西行庵と呼ばれ、かつては善通寺の敷地の中にありました。今は枯れてしまいましたが、西行法師は「久の松」の木の下に仮の庵を結び、7日7夜の間お籠もりをして弘法大師を祈ったといわれています。西行はここで次の歌を詠っており、歌に詠まれた松は「西行が松」と呼ばれました。
     久に経て我が後の世を問へよ松 跡しのぶべき人も無き身ぞ
     ここをまた我住みうくて浮かれなば 松はひとりにならむとすらむ
 なお、玉の井という泉があって、西行はその泉の水を汲んで大師の霊前に供えたといいます。
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●観智院(子安観音)  MAP
 讃岐三十三観音霊場。大同2年弘法大師が創建。善通寺が最盛期だった弘安年間には、49の塔頭がありましたが、観智院(かんちいん)はその時、十善坊と称し、寺内塔頭の筆頭として、一山の寺務を掌握していました。中世に入って、現在の院号に改められました。本尊の観音は、子安観音と呼ばれ、高松藩主松平公の側女が尼となって住んでいた庵のご本尊を移したものと言われています。

【善通寺市仙遊町】

●仙遊ヶ原地蔵堂(仙遊寺)  MAP
 空海は、幼少の頃、近くの仙遊ヶ原で土の仏像や草の小堂をつくったりして遊んだといわれています。今はここに地蔵堂があり、多くの拝み絵が奉納されています。

●犬塚  MAP
 空海が飼っていたという犬を埋めたといいます。
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【善通寺市南町】

●陸上自衛隊善通寺駐屯地  MAP
 現在の陸上自衛隊善通寺駐屯地の敷地内には、明治時代に建てられた旧陸軍第11師団関係の施設が多く残っています。現在も陸上自衛隊の現役施設として用いられているため一般公開はされていませんが、敷地の外からも赤煉瓦造りの建物外観などを見ることができ、明治時代の景観を偲ぶことができます。
(関連記事)“善通寺の師団長を務めた乃木希典

●香色山(こうしきざん)・香色山公園  MAP
 総本山善通寺の裏にあり、標高157mと五岳山の中では一番低い山です。四国霊場88ヶ所をなぞるミニ遍路があります。山頂には、不動明王、愛染(あいぜん)明王と、弘法大師の遠祖を祀った佐伯直遠祖出神があります。

●筆ノ山(ふでのやま)  MAP
 筆の穂先に似ていることや、弘法大師が書道に優れていたことから筆ノ山と名づけられたといわれています。標高296mです。桃陵公園のある多度津山は、多度津小学校の校歌に詠われているように「硯ヶ岡(すずりがおか)」と呼ばれています。筆ノ山は徳川末期に実弾射撃の訓練したことから「どんど山」とも呼ばれています。この山の麓には厳島関右衛門(いつくしませきえもん)という江戸時代の終わり頃、幕内力士となった相撲取りの墓があります。

【善通寺市文京町】

●乃木神社  MAP
 明治31年初代第11師団長として善通寺に着任した乃木将軍を顕彰する目的で、昭和12年に歩兵第43連隊跡地に建設されました。鳥居の奥に手水舎・社務所・拝殿・本殿が並んでいます。
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●香川県護国神社(讃岐の宮)  MAP
 明治10年、丸亀駐屯歩兵12連隊附属地に丸亀招魂社を創設し、維新以来の国事殉難者を祀りましたが、明治31年旧陸軍第11師団が当地に新編されたとき、偕行社内に戦没将兵の霊を祀ることとなりました。昭和13年内務大臣の指定により護国神社となり造営に着手し、県民の手で土を運び木を植え昭和16年4月25日に竣工しました。35,700余人が祀られており、その中には幕末の勤皇志士である小橋友之輔、日柳燕石もいます。
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●四国学院大学  MAP
 旧陸軍第11師団騎兵第11連隊の敷地の大半は現在四国学院大学の構内となっています。大学の2号館は、明治30年竣工の木造2階建で、戦前は旧第11連隊の第2号兵舎として用いられていました。戦後四国学院大学の所有となり、校舎として使用されています。国登録有形文化財。
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●善通寺偕行社(かいこうしゃ)  MAP
 明治36年に竣工した陸軍将校の社交施設で、簡素なルネサンス様式です。大正11年の陸軍特別大演習では摂政宮(後の昭和天皇)の宿泊所とされました。戦後は、善通寺に進駐してきた豪州兵の社交場として使用され、その後、善通寺区検察局・香川県食料事務所仲多度支所・自衛隊クラブ・善通寺市役所・善通寺公民館として使用され、昭和55年から平成16年まで善通寺郷土館として使用されてきました。国重文に指定されています。
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●善通寺市立郷土館  MAP
 善通寺市内出土の考古資料を主に、国の重要指定割竹形石棺等、歴史・民俗資料が収集展示されています。

【善通寺市生野町】

●二頭(ふたがしら)出水
 満水面積800平方メートル、貯水量1600立方メートル。2箇所から豊富な水が涌き出ていることからこの名があります。かつては善通寺市の重要な水道水源でした。
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